さびブログ@アラ還毒親持ちの日々

それでも絶対幸せになれる。

毒親の子は毒親になるのか

一言で言ってしまえば、

毒親とは子どもを愛することができない親

ということになります。

または子どもを愛しているつもりで、実は自分だけを愛している親、

とも言えます。

遺伝的に言えば、毒親に育てられると自分も毒親になってしまいがちです。

まさに親子間「毒の連鎖」とも言えますが、私はこれを常に恐れていました。

 

今回は、私と娘たちの間のことを少し書きます。

 

 

 

あなたの親は毒親か?

スーザン・フォワード「毒になる親」を読んで

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かの有名な、「毒親」という言葉の発症となった名著ですが、私はこの中の

64項目からなる「毒親診断」ともいうべきリストを見て、私と母の関係は

そのほぼすべてに当てはまっている

ことを発見して慄然としたことがあります。

幼い頃から感じていた、母への違和感の原因がここに詰まっている、

とその時に気付きました。

それまでアダルトチルドレン(AC)関係の本は読みあさっていましたが、

ここまでずばりと母の本質を見せてくれるきっかけになった本は初めてでした。

私は興奮するとともに心配になりました。

 

私自身は大丈夫だろうか

私はその本を恐る恐る?長女の部屋へ持っていき、買ったばかりの新しいiPodから

お気に入りの曲を聞きふけっている彼女に「悪いんだけど」

と切り出してリストを読み上げはじめました。

3項目ほど読んだ時点で恐る恐る聞いてみました

「これって、あなたに当てはまってるかな?」

長女はうるさそうに「なにそれ下らん」と言ったきり、イヤホンを再び耳に突っ込みました。

 

        無表情の女の子

次に次女の部屋に行き同じことをしてみました。

すると彼女は我慢して5項目ほど聞いた時点で(長女より優しい)

薄気味悪そうに私を見やり、ひと言

 

「・・・頭大丈夫?」

と言いました。

     何言ってるんだ?

 毒親育ちの感覚は特殊である

わが娘たちは毒親育ちの気持ちが理解できない

ということは

私は毒親ではない

↑と、いうことでいいのだろうか?

おけ?

        

 

自信はからきしなかったものの、実に嬉しかったのを

覚えています。

 

実家でのバトルの果てに

私は娘たちを連れて実家に帰った時、母と壮絶なバトルを繰り広げてしまう

ことが

よくありました。

幼い頃はなにが起こっているのか理解できなかった彼女たちは、

95%の確率で

喧嘩の原因はママ(私)が作っている、と言います。

つまり彼女たちから見れば、母を糾弾し追い詰めている私は悪で、

母は「可哀想なグランマ」と、いうわけです。

そして、

母は被害者の立場に立つのが大の得意です。

万が一にも勝ち目はありません。 

勝者は常に母

私は実家に娘を連れていくことを断念しました。

彼女たちの誕生日に、母がお気に入りのレストランに連れて行く時も、

私は同席しません。

万が一、そこで私がキレてしまったら、娘たちが可哀想だからです。

損な立場よね〜👻いいレストランなのに

 

一度ならず、どちらかと言えば優しくて辛抱強い次女をつかまえて、

母との幼い頃からのいきさつを話してみたことがあります。

 

彼女の反応は、実に嫌そうなものでした。

「あのさあ。それ私に話してなんになるの?不愉快なんすけど」

 

はいはいわかりました....... ( ..) スゴスゴ

 

というわけで、私はこの問題に関しては家族間で完全に孤立しています。

もちろん旦那もからっきし理解してくれません。

 

なぜなら毒親育ちでないから。

不愉快な話

ちなみに次女の言う「不愉快な」話を何十年も母から聞かされてきた

私って‥‥

黙って反抗もせず、聞きたくないと言えば平気で「縁を切る」

と脅してくる母と、何度も仲直りしては同じこと繰り返してきた私って

 

たんなるバカですね。

反省です。....... ( ..) スゴスゴ

それでも私は幸せだ

健全な感覚?の家族がいるっていいもんです。

おバカの連鎖だけは、いや毒の連鎖だけは、なんとしても避けたいですからね。

 

それでは。

 

    さびドラ